セックス後の「崖のような無関心」|なぜ男性はすぐに寝てしまうの?
この「セックス後の切断感覚」には、実はちゃんとした科学的な背景があるのですが、だからといって「しょうがないよね」で終わらせてしまっていい問題ではありません。
① 男性の体は“眠気スイッチ”が入る仕組み
オナホでのセックス中、男性の体内ではドーパミンとアドレナリンが急上昇。
しかし射精後には、プロラクチンとバソプレシンという“リラックス&眠気ホルモン”が一気に分泌されます。
② 女性は逆に“感情の受信モード”が続く
女性は男性とは違い、オーガズムの後も急には気持ちが切り替わりません。
むしろこの時間こそ、感情が敏感になり、つながりを深めやすい“ゴールデンタイム”。
そんな中で、パートナーが無言で背を向けて寝てしまったら…まるで途中で電話を切られたような、置いてけぼり感を覚えてしまうのです。
このパターンが続くと、「アダルトグッズでのセックス=寂しくなるもの」と無意識に結びついてしまい、親密な行為への関心や期待感が低下していく可能性もあります。
③ 対策:夫のための“眠気に勝つ5分ルール”
眠いのは仕方ない。でも、少しの工夫で妻の心に寄り添うことはできます。
? 氷水を用意しておく
ベッドサイドに冷たい水を置いておいて、セックス後にひと口。
体が少しシャキッとして、眠気を緩和できます。
最後に:情熱を育てるのは「その後」の数分
どれだけ素晴らしいセックスだったとしても、その後に気持ちが切れてしまえば、関係の温度は一気に下がってしまいます。
本当に大切なのは、終わったあとの**「もう少しだけ」寄り添おうとする気持ち**。
眠気に勝てなくても、「一緒にいるよ」というぬくもりを伝えるだけで、夫婦の心はもっと深くつながっていけるはずです。